2016年8月3日水曜日

知事選、小池大勝の教えるもの
「海つばめ」ダイジェスト8月2日号

★自民党と反動どもの改憲策動、軍国主義路線を断固粉砕しよう!
★「搾取の廃絶」と「労働の解放」の旗を高く掲げよう!
★「労働者党再建」と「国政への復帰」を勝ち取ろう!
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「海つばめ」ダイジェスト 第474号
 2016年8月2日【無料版】
 マルクス主義同志会 http://www.mcg-j.org/
 ――嵐よ! 強く強く吹き荒れろ!――

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都知事選、小池大勝の教えるもの
都民の根深い既成政党への不信と怒り

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2016年8月1日マルクス主義同志会代表委員会
 小池が都知事選挙に立候補を表明したとき、我々は重大なこととは考えず、ましてこの段階では――自民党の公認候補になるなら別ですが――、当選するとは思っていませんでした。しかし選挙戦に突入すると、小池と鳥越がトップを争い(そしてむしろ小池が優勢であって)、自公などブルジョア派、反動派の推す増田を遙かに引き離しているという状況だと報道されびっくりしました。

 結果は小池の圧勝、増田が必死で巻き返しを図ってようやく2位(菅などは、街頭で先頭に立って、増田支持を絶叫していましたが、こうした姿は彼としては珍しかった?しかし菅の神通力も通じず、お気の毒なことでした)、鳥越は安倍一派に、菅らにスキャンダル暴露を仕掛けられたためか元気なく3位に沈みました。ある意味では、すべての既成政党に反対して現れようとしている我々にとって、ベストの結果になったといえなくもありません。

 しかし安倍一派と安倍政権にとっては非常な打撃で、自分たちがどんなに支持されていないか、嫌われてさえいるかを思い知らされたということです。人気のないことを自覚してか、アベノミクスを「加速させる」ことで人気と支持の回復を図ろうとしても、頼みのアベノミクスの限界というか、邪道というか、下品さがますます暴露され、「加速」どころか、その「失速」ばかりが、反作用ばかりが目立ってくるとするなら、安倍政権の没落は遠くはないというしかありません。

 小池を応援する都の自民党員や地方議員(党員?)がいたら、本人のみならずその係累もまた処分であり、除名?だといった、清盛的な安倍一派の驕慢さ、思い上がり(「安倍一派にあらずば、自民党員にあらず」)に都民は愛想を尽かしたということでしょうか。小泉元首相もさすがに「おれが小池を応援したら、進次郎も処分されるということか」とあきれていました(安倍がそんなばかで、傲慢な男であることも見抜けず、後継首相に推したのが誰であったかを忘れたかに、です)。

 民共は、自民は分裂選挙なのに、こちらは野党統一候補であり、鳥越も野党共闘で担ぐには最善の「玉」、しかも参院選では民共で6議席のうちの3議席、野党共闘4党の得票数は保守4党と全く同じだ、負けるわけはない(楽勝、圧勝だ)と、例によって「空気を読めない」独りよがり、「取らぬ狸の皮算用」にふけっていましたが、小池の半分にも達しない得票で完敗し、民共など都民がほとんど信頼も支持もしていないことを思い知らされただけでした。民共とりわけ「野党共闘に賭けている」共産党への打撃もまた、安倍一派に勝ることはあっても劣るものではありません。

 “保守”政党も“革新”政党もともに頽廃し、衰退しつつあり、労働者、勤労者からますます愛想を尽かされ、嫌われ、見捨てられています。日本でも、世界でも断固として、原則的に闘う労働者の政党の登場が客観的に必然であり、必要である時代、待ち望まれている時代となっています。労働者の政党の闘いを指し示し、果敢な闘いを組織、展開して行かないなら、労働者大衆は安倍一派の国家主義やファシズム勢力に刈り取られ、囲い込まれていくしかありません。階級的な闘いの正道を断固として進むべき時です。


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