2016年7月18日月曜日

天皇の「生前退位」報道/『海つばめ』ダイジェスト7月17日号

★自民党と反動どもの改憲策動、軍国主義路線を断固粉砕しよう!
★「搾取の廃絶」と「労働の解放」の旗を高く掲げよう!
★新しい労働者党と労働者の政治進出を勝ちとろう!
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「海つばめ」ダイジェスト 第470号
 2016年7月17日【無料版】
 マルクス主義同志会 http://www.mcg-j.org/
 ――嵐よ! 強く強く吹き荒れろ!――

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破廉恥なマスコミ、卑しい赤旗
天皇の「生前退位」報道について
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2016年7月17日マルクス主義同志会代表委員会

 天皇が生前退位の意思表示をしたからといって、マスコミが大騒ぎしていますが、天皇と天皇制に対する批判的な記事は皆無で、むしろ天皇に対する同情や「敬慕」を煽るような記事が満載です。赤旗も批判するでもなく、同情もできないとあってか、短い、事実を知らせる報道を載せただけでした。

 政府や自民党が策動するのか、宮内省の官僚の思惑か知りませんが、今では天皇の「慰霊の旅」とか、被災地への慰安訪問といったことが、当事者たちの意思とは関わりなく、あるいはムダに死んだ何百万の軍服を着た労働者、勤労者の思いや恨みや絶望や怒りとは無関係に、天皇は沖縄に、パラオに、フィリピン等々にと破廉恥に出かけています。まるで死んだ労働者、勤労者が、そんなことを喜ぶかに、です。

 そしてこれらの全ては、憲法の謳っている、“象徴”でしかない天皇に許されている、「国事行為」をはみ出している、天皇の個人的な意思や感情からでたものです、そしてそれは立派に「政治行為」であり、そうした意味をいくらでも持っているのです。

 マスコミはそんなことはよく知っているはずです、また過去の歴史には、天皇制を利用して国民を帝国主義戦争に導いた経験があるにもかかわらず、そしてマスコミ自身がそんな天皇制軍部のたいこもちとして働き、国民を裏切った過去を持ちながら、今また天皇や天皇制のたいこもちという卑しい仕事に従事するのです。マスコミの果たす役割は許しがたいものであり、先の大戦のときの恥ずべき裏切りについて何も反省していないと言うしかありません。

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『海つばめ』第1280号コラム【飛耳長目】
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 共産党は香川を除く全ての一人区で候補者を降ろし、野党と市民の共闘のために大きな犠牲を払い、無私の貢献をしたという美名によって、13年の8議席(比例区5,選挙区3)から12議席へと、13年を大きく超える躍進を夢見、比例区850万票、9議席獲得という、「取らぬ狸の皮算用」にふけった。

 志位は「野党共闘の勝利という大義のために、真剣かつ誠実に努力」することで「国民の信頼と共感を広げ」、「比例区を軸」とした共産党の「躍進の大波」を作りだそうと夢見たのである。一人区における「真剣かつ誠実」や善意の代償として、複数区の選挙区に比例区票積み増しのノルマまで課せられた。

 選挙区候補は、「比例区は共産」をわめき、赤旗には、共産党は選挙区で譲ったのだから、当然比例区は共産党に投票するといった、民進党支持者や“市民”等の声で毎号埋め尽くされたといっても言いすぎてはなかった。

 結果は周知のように、比例区得票は600万、共産党の皮算用よりも250万も少ない惨敗、当選者も前回の8から12に増えるどころか、反対に6に減ってしまった。予想外の敗北であった。

 俗物志位の「誠実さ」を売り物にして得票を増やそうという戦術は、共産党の政治の本質を、無内容で、無力なプチブル政治、スターリン主義的なドグマ政治であって、労働者、勤労者の広汎な支持を決して獲得できないことを決定的に暴露した。


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